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Fw 62 (航空機) : ミニ英和和英辞書
Fw 62 (航空機)[えふだぶりゅー62]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

F : [えふ]
 ファロー四徴(症)
航空 : [こうくう]
 【名詞】 1. aviation 2. flying 
航空機 : [こうくうき]
 【名詞】 1. aircraft 
: [そら]
 【名詞】 1. sky 2. the heavens 
: [き, はた]
 (n) loom

Fw 62 (航空機) : ウィキペディア日本語版
Fw 62 (航空機)[えふだぶりゅー62]

フォッケウルフ Fw 62Focke-Wulf Fw 62)は、ドイツ海軍向けにフォッケウルフ社が設計/製造した複葉偵察機である。4機が製造されただけであった。
== 開発 ==
1936年ドイツ航空省ハインケル He 114を代替する偵察任務を担う艦載型の水上機の要求仕様を発行した。これは搭乗員が1か2名、カタパルト射出可能、武装は最小限の留めた最大重量2.5トンの軽量な機体となるはずであった〔Becker, Hans-Jurgen: Wasserflugzeuge - Flugboote, Amphibien, Schwimmerflugzeuge. Bernard & Graefe Verlag, Germany, 1994.〕。
フォッケウルフ社は保守的な複葉機の設計であるFw 62を完成させた。Fw 62は705 kW (945 hp)のBMW 132K 星型エンジンを搭載した混合構造の機体で、直径の小さなカウリングで覆われたエンジンで2枚ブレードのプロペラを駆動した。上下の翼幅が同じ長さで片翼2本ずつのN字形支柱を持つ主翼は、艦載時には折り畳むことができ、各翼には簡単な構造のフラップエルロンを備えていた。
試作初号機は1937年10月23日に初飛行を行った。試作初号機と2号機は双フロート形式であったが、3号機と4号機は大型の中央フロートと左右翼下の小型の安定用フロートを備えていた。1938年1月にトラフェミュンデでの公式試験が始まり、Fw 62は有能な機体でありテストパイロット達にも好評であったが、競合機のアラド Ar 196単葉機の方がコンセプトと構造の両面で遥かに近代的であったことからこちらが量産機に選ばれた〔Wadman, David; Bradley, John; and Ketley, Barry: Aufklärer - Luftwaffe Reconnaissance Aircraft & Units 1935-1945, Hikoki Publications, UK 1997.〕。
その後Fw 62の試作機は、主に着水時の負荷を軽減するためのバネ仕込みのフロート取り付け構造が当局の興味を引いたためにしばらくの間評価試験が続けられた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「Fw 62 (航空機)」の詳細全文を読む




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